過払い金請求でよくある質問
もくじ
過払い請求でよくある質問
Q:過払い請求をするとブラックリストに載るの?
A:のりません。
平成22年4月19日に「契約見直し」に信用情報機関に情報収集及び貸金業者への情報提供が廃止され登録されていた契約見直しの情報はすべてデータベースから削除されたため、過払い金請求をするデメリットは一切ありません。
Q:過払い金に利息をつけて請求できる?
A: できます。
平成19年2月13日の最高裁判所の判断として、民法所定の5%とすると決まっています。5%とはいえ、過払い金が発生した時点から利息が発生するので、取引年数の長い人だと利息だけでもかなり高額になることもあります。
Q:過払い金が返還されるまでの期間は?
A:時期は貸金業者の対応のスピードや和解の内容にもよりますが、依頼をうけてから平均6か月程度です。
ただし、和解交渉で納得できる金額の提案がなかった場合には訴訟になります。訴訟の場合には多少時間がかかるケースがあります。
Q:クレジットカードのキャッシングでも過払い請求できる?
A:できます。
クレジットカードのキャッシングであっても消費者金融同様、利息が利息制限法を超えるものであれば、過払い請求をすることができます。
ただし、過払い金請求でブラックリストには一切影響はありませんが、過払い金請求をすると一度カードは解約になるため、クレジットカードが必要な場合には過払い金請求していないカード会社に新規で申し込みする必要があります。
Q:過払い請求を依頼するなら弁護士?司法書士?
A: 司法書士と弁護士の大きな違いは扱える金額です。
司法書士であっても簡易裁判所で訴額140万円以内の民事事件の代理行為ができるため、和解交渉で折り合いがつかず裁判になってもそのまま依頼をすることができます。
費用は一般的に司法書士のほうが安く済む傾向にあるため、無料相談で信頼できる事務所を比較検討してみることがいちばんです。
Q:過払い金に税金はかかる?
A:取り戻した過払い金元本に関しては、税金は一切かかりません。
注意が必要なのは、利息分です。利息は雑所得に区分されるため、取り戻した利息が20万円を超えた部分に関して税金がかかることになります。
Q:友達・家族の借金を代理で返済しました。過払い請求できる?
A:代理で返済した部分に過払い金が発生しているのであれば、過払い請求をすることができます。
ただし、名義人(契約者)が途中まで返済していた場合など、名義人にも権利がある場合には肩代わりしたからといって全額請求できるわけではありません。
あくまで代理で返済したときに発生した過払い金の請求ということになります。名義人と連名で請求しましょう。
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