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おまとめローンの審査に落ちても大丈夫。おまとめローンよりも債務整理をした方がよかった理由!

債務整理


借金があり、返済が大変になってくると考えつくのが「おまとめローン」です。


複数社から借入している場合、返済の管理が大変になってきたり、限度額がいっぱいになってくると考えつく「おまとめローン。」


当事務所にも、「おまとめローンで解決しようとしたけど審査に通らなかった」とご相談のご連絡を頂くことがあります。


審査に落ちた方も、これからおまとめローンの申し込みをしようとしている方にもひとつだけ言えることがあります。

おまとめローンは借金の返済が苦しい人への救済方法ではありません。


たとえ、ローンの審査に通ったとしても「毎月の返済が1社になった=成功!」ではありません。

むしろ逆です。


おまとめローンは、お金を借りた当時より返済金額を多く返すことができるようになって、「金利を下げるために借入先を1社に絞る」という金銭的に余裕ができた方にのみ有効な方法です。


審査に落ちたことは、「債務整理をして借金を減らす」ためのキッカケとして、「むしろ良かった!」と考えましょう。


そもそも、なんで「おまとめローン」をしたかったんだろう?

一本化より債務整理するべきケース

‣毎月の返済額を減らしたかった


‣収入や家庭の事情で返済が苦しくなった


‣すぐにお金を使ってしまい浪費癖がある


‣借金の返済がストレスになっている


‣はやく借金を完済して普通に生活がしたい


‣返済日が迫っているけど支払いができない


‣無駄な利息を払いたくない


‣住宅ローンが払えない


  • だったら・・・

  • 債務整理で解決できる!

※ 当事務所は全国対応・お電話・メールで無料相談をおこなっております。


無料相談全国対応!

受付時間:平日10:00〜19:00 ※メールでのご相談は24時間受付ております。

もくじ








おまとめローンをするメリット

おまとめローン


おまとめローンとは、明確な定義は存在せず、複数社から借入をしている借金をひとつにまとめるという意味で「おまとめ」と貸金業者が親しみやすい名前をつけたローンの一本化のことをいいます。


おまとめローンを検討しているということは、すでに多重債務者になってしまっているということです。


「自分は消費者金融とクレジットカードのキャッシングの返済を一本にまとめたいだけだよ、返済ができないわけではない。」と危機感を感じていない方が多いことも事実です。


しかし、実際には2社以上の借入れがある時点で、すでに多重債務の初期段階に突入しているのです。


おまとめローンにはメリットもありますが、デメリットを正しく理解して利用をしないと最終的にはすべてを手放さざるをえない「自己破産」というアドバイスしか残っていないという相談が後を絶ちません。


おまとめローンの審査に通って、「借金を一本化することが最善の解決策ではない」こともあるのです。


おまとめローンのメリットとデメリットを詳しく説明しますので、くれぐれも計画的な利用をするよう心がけましょう。


メリット①金利が下がる

消費者金融やカードローン、キャッシングなど複数の貸金業者からの借入がある場合、おまとめローンをする一番のメリットは「金利が下がる」可能性があるということでしょう。


お金を貸す貸金業者側には「利息制限法」という法律があり、お金を貸すときの利息の上限が定められています。


「利息制限法(金利の上限)」

  • 元本額が10万円未満の借金→年20%まで

  • 元本額が100万円未満の借金→年18%まで

  • 元本額が100万円以上の借金→年15%まで

消費者金融やカードローンのキャッシングを利用している方のほとんどが上記のギリギリの金利で借入・返済していることが多いでしょう。


しかし、おまとめローンの審査にとおり、借金を一本化できた場合、上記の金利より低い利率で借入できれば、返済額を下げずに同じペースで返済を続けていくと金利が下がった分、早く借金を完済できるという可能性があります。


メリット②月々の返済額を少なくすることができる

複数の貸金業者から借入れがある状態であっても、借入をせずに給料などの収入から毎月返済ができているのでれば、おまとめローンをしたいとは思いませんよね。


実際、いちばんおまとめローンを調べる時は、

・「毎月の返済額が生活を圧迫している」


・「それぞれ限度額がいっぱいでこれ以上借入ができない。おまとめローンでもう少し借入をしたい」


・「複数社から借入しているために返済に追われている、返済をひとつにまとめたい」

上記の様に感じはじめた時だと思います。

実際に、おまとめローンを検討している段階で、すでに「ほかのカードで借りては返す」自転車操業の状態になっている方も少なくありません。


消費者金融やクレジットカード会社は、それぞれ最低返済額が決められています。


最悪、元金は返済できなくても利息だけ返済すればいいという金額です。


おまとめローンでは、借金を一本化することによって、その最低弁済額が下がるというメリットがあります。


たとえば、毎月消費者金融やクレジットカード会社など合わせて月に4万円返済をしていたとします。


おまとめローンの審査に通れば、月に4万円だった返済額が(借入する銀行にもよりますが)、おおよそ半分の2万円程度に抑えることができます。


おまとめローンは金利が下がるというメリットがあるため、月の返済額が今までよりは抑えられることが多いのです。


ただし、注意が必要なのは、月の返済額が下がったからといって借金が減るわけではないということです。


返済額が下がるということは、借金を完済できるまでの期間も延びているということを忘れないようにしましょう。


また、返済期間が長くなればなるほど「結果的に支払う利息の総額」が上がることも注意しましょう。


メリット③何社もあった返済先をひとつにできる

いままで複数社から借入していた場合、各貸金業者ごとに返済をしなくてはならず面倒だと感じている方もいるでしょう。


家族に内緒の場合や、住んでいる地域があまり都会ではない場合、毎月返済に行くことが負担になる人もいると思います。


おまとめローンを借りると、返済先が借入した1社のみになるので毎月の返済が一回で済むというメリットがあります。


最近では、弁護士や司法書士に債務整理を依頼をした場合、まとめて依頼した事務所に月1度振込をすれば各金融会社へ振込代行してもらえるサービスもあります。


返済回数を減らしたいだけであれば、債務整理をしたほうが早く借金生活は終わりますね。

メリット④信用情報に影響がないためブラックにならない

弁護士や司法書士に依頼して債務整理手続きをおこなった場合、(おまとめローンをするよりもはるかにメリットはありますが)どうしても避けられないリスクがあります。


債務整理をするときのリスクは、個人の信用情報がいわゆるブラックリストになってしまう可能性が高いということです。


もしも、債務整理をするときに「過払い金が発生」していて借金がゼロになった場合は全く問題ありません。


しかし、過払い金が発生していない場合は、どうしても信用情報に影響を与えてしまいます。


おまとめローンをするメリットは、債務整理をするわけではないので「返済を延滞しなければ」ブラックになることはなく、クレジットカードやローンなども別途組むことができる可能性があるということです。


ただし、おまとめローンは総量規制の対象にはならないものの、新たなローンを申し込んだときには当然おまとめローンを借入して返済中とバレてしまいます。


ここ最近ではおまとめローンを返済中の方への新規の融資は非常に条件がきびしくなっているため、ラックリストにはなっていなくても新たな借入ができるかどうかは貸金業者の判断ということになります。


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おまとめローンのデメリット

おまとめローン


おまとめローンを貸出している銀行や信販会社などの契約内容によっては、返済中に新たに別の借入れを申し込むと「契約違反」として一括返済を求められることがあります。


そのため、おまとめローンの審査に通り、借入することを選択する場合には「完済するまで他に借金はしない」という非常に強い意志が必要となります。


「おまとめローン」は、借金を一本化することによって、月々の返済額を軽減し、完済をするためのローンです。


今まで消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどを利用して、生活が苦しくなると限度額内で借入を繰り返してしまうクセが付いている方にはおまとめローンは不向きな理由をデメリットと共に説明します。


デメリット①審査が厳しい

まず、注意が必要な点は、おまとめローンを貸出している銀行など、どの会社のおまとめローンの条件が良いか、もしくは早く借入をしたい一心で、同時に何社も申し込みをしてしまうケースです。


借入ができない場合であっても、いわゆる「ブラックリスト」信用情報機関には、借入の申し込みをしたという記録も残ることになっています。


申し込みをしたという記録は、半年間は信用情報機関に登録されたままになります。


そのため、半年以内に何件もおまとめローンの申し込みをしていると、貸金業者側からすれば、急にお金に困っていると思われてしまい、審査にも通らず、最悪、今現在借入しているカード類にも影響がでる可能性があります。


おまとめローンは複数社からの借り入れを一本化した金額を貸すことになるため、貸出しする金額自体がどうしても高額になってしまいます。


そのため、貸し出す側も審査をしていて「途中で返済ができなくなるような方」には貸したくありませんよね。

当然に審査は厳しく、希望した金額を減額しないと審査が通らないということも発生します。


デメリット②トータル利息が増えてしまう可能性が高い

おまとめローンを考えている方の多くは、月の返済額が生活を圧迫しているという状況の方が多いと思います。


そのため、おまとめローンの審査に通った場合、毎月の返済額を今までよりも下げて返済することになるでしょう。


月の返済額を下げると、一時的には生活が楽になったと感じるかもしれません。


しかし、返済額を下げるとどういうことが起こるでしょうか?

金利の総額は下がったものの、返済額まで下げてしまうと結果的に元金が減らないため、返済回数を増やすことになります。


そもそも利息というのは、残っている借金の元金に対して年利が決められているため、元金が減らない限り、当然利息も永遠に払い続けなければなりません。


返済額が下がってしまったら、金利が下がっても結果的には長期間かけて、本来複数社から借入していた以上のトータル利息を払うことになるというカラクリです。


「せっかく低金利のおまとめローンに切り替えたのに、むしろ損をしていた!」と後で後悔しても遅いのです。

法定利息内であるおまとめローンの金利は過払い金の対象にもならないため、後で利息が返ってくることもありません。


「返済が長期化すると損をする」という点に注意しましょう。


デメリット③借金を増やしてしまう可能性がある

当事務所に債務整理や過払い金の相談を頂く方の中で非常に多いケースが、おまとめローンを借りたのに結局、借金を増やしてしまっただけという方です。


どういうことかというと、おまとめローンをして返済額が下がり、最初は順調に返済ができていても、収入が上がらない限り、余裕ができたのは返済額が減った分だけです。


そのため、家庭の事情でお金が急に必要になったり、少し返済に余裕ができた分、気持ちが緩んでしまい、結果的におまとめローンで完済したはずだった消費者金融やクレジットカードなどでキャッシングやショッピングをしてしまい、借金が増えてしまうのです。


おまとめローンをすでに借入している状態で新規の審査に申し込み、貸金業者が信用情報を見れば、借り入れをまとめたことは分かってしまいますが、延滞などがなく、総量規制範囲内で問題がなければ、借入できてしまうことがあるのです。


さらに、おまとめローンを延滞することなく返済をしている場合、「限度額の増額」を提案されてしまうというケースもあります。


本来であれば、すでに借金をしているので必要のない増額はするべきではありません。

しかし、借金生活が長くなり、少しくるしくなると借入してまかなうというクセがついてしまっていると、つい増額の誘惑に負けてしまうことがあるのです。


借金を増やさないために、おまとめローンの借入をした場合、元の借入先はすべて「解約」の手続きをとり、新規の借入やクレジットカードなどの申し込みも控えるよう、心がけましょう。


デメリット④借金生活が長期戦になり、いつまでも終わらない

おまとめローンをすることによって、毎月の返済額を減らせるというメリットがあります。


しかし、逆をいえば、返済額が減るということは、「借金生活がさらに長期化する」ということです。


返済額の減額する金額が、もともと借入していた消費者金融やクレジットカード会社で借入していたときよりも「下がった金利分のみで、元金の返済額は同じペースで返済していく」ということであれば、返済回数が多くなることはありません。


しかし、おまとめローンを検討していて生活に余裕がなければ、減額可能なギリギリまで返済額を落としたいと思ってしまいますよね。

そうすると、結果的には月の返済額が下がった代わりに、長く続く借金生活に突入してしまうことになります。


借金生活を長く続けたい方はいないと思います。

借りた時は気軽な気持ちからでも、いざ、返済が始まると長く苦しいものですよね。


しかも、返済回数が増えることで、利率は下がったのに、結果的にはトータルで払う利息の金額は、複数社から借入していた時よりも上がるという本当に苦しい生活になってしまうことがあります。


おまとめローンを扱っている銀行などの金融会社では、無料の相談窓口や借入した場合の返済シミュレーションを無料で用意しているため、かならず借入する前に返済期間のイメージを持つようにしましょう。


デメリット⑤実はあまり金利が下がらない

おまとめローンを借りたいと思う方の多くは「利息(利率)が大幅に下がる」と思っているとおもいます。


しかし実際は、そこまで大幅に利息が減額される方はあまり多くありません。


借入をする金額にもよりますが、現在の貸金業法で定められている金利は、100万円以上の借入の場合、15%が上限です。


おまとめローンを申し込みして審査に通った場合でも、実際には3%程度の利率しか下がらないことがほとんどでしょう。


しかも返済期間が長期化すると、利率は下がっても結果的にトータルで払う金利は前よりも多くなる現象がおきます。


貸金業者は「利息で会社の利益を出すためにお金を貸している」のです。


おまとめローンの広告を見ると、「1桁(ケタ)程度の金利~」で貸しますよ。という宣伝文句を目にします。


しかし、本当に低金利で借入ができるケースは、公務員で安定した収入が見込める場合や、自宅を担保に設定した場合です。


そのため、おまとめローンをしたけれど、思っていたより生活が楽にならないと感じてしまう方も少なくありません。

デメリット⑥過払い金を取り戻すことができない

消費者金融やクレジットカード・信販会社からお金を長年借入している場合、払いすぎた利息である「過払い金」が発生していることがあります。


しかし、おまとめローンをして銀行や消費者金融から新たな契約をして借入した場合、「過払い金が発生していたのか調査」をしないとわかりません


また、最近では消費者金融であっても、返済におくれず長年借入している優良顧客に対して「他から借入している借金も金利を下げるからうちでまとめないか?」という営業電話までかけてくる始末です。


過払い金が発生しているにもかかわらず、金利が下がるならありがたいと貸金業者に対して感謝までしてしまう方がいるのです。


過払い金は計算をしないといくら発生しているのか正確にわかりませんし、貸金業者は過払い金が発生していても、わざわざ申告する義務はありません。


おまとめローンを申し込む前にまず、過払い金が発生していないかどうか調査しましょう。

無駄な利息は一円たりとも払う必要がありません。


デメリット⑦何度も借りたり、追加借入はできない

銀行や消費者金融が貸し出ししている「おまとめローン」は総量規制の対象になりません。


総量規制とは、2010年に新しく作られた法律で年収の3分の1までしか借金をすることができないという法律ですね。


ではなぜおまとめローンは総量規制の対象にならないの?

おまとめローンは本来、「利用者の確実な完済」を目的としているため、「顧客に一方的に有利となる借換え」という位置づけになり「年収の3分の1まで」の制限から例外的に外してもらえます。


もっと簡単にいうと、多重債務におちいってしまった人をおまとめローンをすることで「借金を完済させてあげることができる!」可能性が高いので制限を外して大きな金額を貸してあげてもいいよ!ってことですね。


つまり、本来の目的が「利用者の確実な完済」なので最初にまとめて貸した以上には「追加借入・増額・追加融資」はできないという契約になっているのがおまとめローンということです。


おまとめローンは基本的に借りた後は返済専用という扱いになるんですね。


返済しかできず増額・追加借入もできないのなら、債務整理をした後とまったく変わりません。


債務整理をすれば無駄な利息を払う必要もなく、「返済した金額=まるごと借金が減っていく」ことになるので確実におまとめローンよりも早く借金生活から抜け出すことができますね。


デメリット⑧安易に担保設定して債務整理ができなくなる

おまとめローンを申し込みするときに、自宅を担保にして借入すると通常のおまとめローンよりも金利が低くなります。


しかし、安易に自宅を担保にしてお金を借りるということはかなり危険です。


まず、不動産担保でお金を借りるには、家の査定・登記などが必要なため、時間がかかります。


また、利率は低くなったとしても登記・鑑定費用・司法書士費用といろんな手数料が発生します。


すでに返済に困ってる状態で利用するには不向きな手続きですね。

ここからが本題ですが、自宅を担保におまとめローンを借りた場合、途中で病気や家庭の事情で返済ができなくなると貸金業者は容赦なく自宅を取り上げる「競売」の手続きにはいります。


もちろん借入した当初は、返済を延滞なんてするつもりの方はいないと思います。

しかし、自宅を担保に設定してしまうと、万が一の場合、「債務整理の手続きで自宅を守る」ことができなくなってしまうのです!


理由をわかりやすく解説するよ!

おまとめローンを借入・延滞したケース

自宅を守ることができる債務整理手続きは「①任意整理」と「②個人再生」の手続きだけです。


【延滞して任意整理はできる?】


① 任意整理の手続きは残っている借金の利息をゼロにして元金を3~5年で分割払いする手続きのため、すでに延滞している状態で「おまとめローンを契約している貸金業者」が受け入れてくれる可能性が低いです。


支払いを再開したところで残っている借金はそのまま変わらないため、延滞している状態では焼け石に水ですね。


しかも、任意整理には強制力がないため、貸金業者が納得・話し合う気がなければ無駄な手続きで終わります。


自宅を担保にとってる以上、貸金業者側からすると、任意整理で何年もかかって返済してもらうより「担保にとってる自宅を売ってすぐに回収したい」と考えますよね。


このように自宅を担保にとられるということは、結果的に返済ができなくなると任意整理の手続きも難しいという状況になります。


デメリット⑨すべての借金をまとめるほど借りれないケース

おまとめローンの審査を申し込みする際、借入する金額は通常、すべての借金を完済できる金額を借りて一本化しようとおもいますよね。


お金を貸し出すかどうか、貸金業者は申し込みした本人の信用情報や年収・勤続年数・家族構成などいろいろな審査基準から判断します。


結果的に申し込みした本人が希望した金額までは審査が通らず、中途半端なおまとめローンになってしまうケースがあります。


すべての借金をまとめられないおまとめローンには意味がありませんよね。

結局、返済が数か所になり、返済日に足りない場合、もう一方から少し借入をしてしまったりして借金生活から抜け出せなかったという方も少なくありません。


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おまとめローンの詐欺に要注意!

本当に気を付けてもらいたいのが、「おまとめローン詐欺」です。


おまとめローンをしたいと思っている方の中には、すでに多重債務状態で限度額もめいっぱい、増額や追加融資も受けられず、「おまとめローンでまとめて返済をしなければ!」と思っている真面目な方が多いのです。


そこを狙うのが「おまとめローン詐欺」です。


返済に焦っている方は、普通の状態であれば判断できるような詐欺に引っかかってしまうことがあります。


たとえば、聞いたこともないような貸金業者名なのにも関わらず、低金利を打ち出す広告を雑誌や電話・メールなどで見かけてしまい、自分自身から「一本化」という言葉につられて連絡をとってしまうケースです。


このパターンは、まず詐欺と疑いましょう。

お金を貸しますと騙し、先に手数料や保証料など、いろいろな名目をつけてお金を振り込ませたり、小包や郵便・レターパックなどでお金や物を買って送るように指定してきたりします。


何かしらの理由をつけて、携帯電話を使用して連絡をしてきた場合は、詐欺か闇金です。


また、最近は本当にお金を貸すと信用させるために契約書を送付してきたりするケースもあるため注意しましょう。


詐欺のプロは、騙すことを生業(なりわい)にしています。


あたかも、本当に貸金登録をしているようなことを言ってくる可能性もあります。


貸金業をおこなう場合には、かならず登録を受けなければなりません。


【詐欺に合わないために!】

詐欺の疑いがある場合には、借り入れをしようとしている貸金業者が本当に登録業者であるかどうか「登録貸金業者情報検索サービス」を利用したり、財務局、又は各都道府県へ最新情報を確認しましょう。


また、インターネットで広告が出ていた貸金業者名や、メールがきたアドレスや電話番号などをそのまま検索すると、過去に詐欺被害にあったという報告がでてくることがあります。


振り込んでしまった場合など、すでに被害にあってしまった場合、すぐに警察に相談しましょう。


「おまとめ・借り換え・一本化」といった誘い文句には十分注意してください。


詐欺被害にあうほど、返済について真剣に悩んでしまうまえに、どうか、当事務所の無料相談で債務整理のメリットを知ってください。

真面目な方が詐欺被害に合われないように、利息をゼロにしたり、月の返済額や借金を減額することができる、債務整理の手続き方法を説明致します。


詐欺に合わないための検索ツール
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「おまとめローン」の審査に落ちた理由

おまとめローン


理由① 借入件数・借入金額が多い


おまとめローンの申し込みをするときに、審査に通る基準は、借入件数が5社以内というのが目安になっています。


借入を申し込む本人の資産状況や収入にもよりますが、おまとめローンは多重債務者の救済措置ではないため借入先の件数や年収からみて、借入の残高が多額な場合は返済能力がないとみなされ、審査に落ちてしまいます。



理由② 勤続年数・年収・年齢でNG


おまとめローンに限らず、借入の審査をするときに貸金業者がかならず本人の返済能力を確認します。


勤続年数が短かったり、毎月の年収が安定していない、高齢で今後の収入が減ってしまう可能性が高い場合などは借入することが難しいのです。


また、日雇いアルバイトなどの場合もまず審査には通りません。

理由③ 申し込みの際に虚偽申告をした


少しでも早く審査を通したい、または審査に通らないと困るという理由から、年収を多く申告したり、現在の借入件数を減らして嘘の申告をした場合には、貸金業者が収入証明の提出や信用情報機関(しんようじょうほうきかん)の登録を確認したときにバレてしまい、審査におちる原因となります。



理由④ 信用情報がすでにブラックになっていた


過去に返済を3ヶ月程度、滞納・延滞をしたことがある場合、信用情報機関にその情報が事故情報(ブラック)として載っている可能性が高いです。


貸金業者はかならず審査の時に過去の借入と、現在までの返済状況を確認します。

ブラックになっている期間中、現在は延滞を解消していたとしても審査には通らないでしょう。



理由⑤ 申し込みを複数社にしている「申し込みブラック」


過去に返済の延滞や滞納がない場合でも、おまとめローンやクレジットカードなど新規の申し込みをしたという情報も信用情報にはのっています。


ブラックリスト状態ではありませんが、短期間に何社も借入の申し込みをしていると審査時に「この人は短期間で急にお金を借入しようとしている!」と貸金業者に警戒されるため「申し込みブラック」として審査では落とされてしまうのです。



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「おまとめローン」を借りたけど借金がふえただけの方へ

「おまとめローン」


おまとめローンを貸出している貸金業者では、下記のようなメリットを全面に押して宣伝していることが多いです。


・返済がまとまって月に一度、一か所になる

・金利が低くなった

・毎月の返済額が低くなった


その一方で、ご相談を頂く中で「おまとめローンをした結果、借金が増えただけ。最初から債務整理をしていればよかった」という方がたくさんいます。


なぜ借入できたのに失敗してしまうのでしょうか?

失敗する理由は「総量規制の対象外から外れる」から

おまとめローンで失敗する理由は、「総量規制(そうりょうきせい)の対象外から外れる」ことが原因です。


総量規制???

総量規制が何かというと、「年収の3分の1を超えて貸付けてはならない」という貸金業法の規制のことです。


法律で年収の3分の1を超えて貸付けてはならないと決まっている理由は、単純に借入額が年収の3分の1を超えると返済ができなくなる可能性が高いからです。


しかし、総量規制には例外や除外事項があるのです。



  • 銀行:貸金業法の適用を受けないため総量規制対象外

  • 消費者金融:「顧客に一方的有利となる借換え」は例外規定という理由で総量規制の対象外

上記二点の理由から、おまとめローンが総量規制の対象にならず、結果的に返済能力以上の借入ができてしまうということが返済できなくなる理由です。


簡単にいうと、おまとめローンを「銀行・消費者金融」どちらから借入したとしても総量規制の金額には含まれないから、本人から申し込みがあれば他の貸金業者も法律に違反せず、さらにお金を貸せちゃうってことだね。

でも大丈夫!

おまとめローンから借入できたのに、結局また他の貸金業者からも借りてしまった場合でも、おまとめローンも含めて債務整理をすることができます。

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「おまとめローン」の落とし穴はここ!

「おまとめローン」の落とし穴


おまとめローンは借入ができれば利息が安くなり、月の返済額が減ったと感じます。

しかし、返済額が下がるということは、返済年数が伸びるだけで、トータルで払う利息は結果的に何倍にもなっているという落とし穴があります。


また、おまとめローンは銀行による個人への過剰融資が問題となり、金融庁の意向を踏まえて2017年3月16日に全国銀行協会が自主規制をすることを呼び掛けています。


大手銀行はそれぞれ自主規制や審査基準の見直しに入っているため、今後はすでに☞総量規制の上限まで借入している場合、新規借り入れは難しくなるため、借入ができる対象者はますます減ることになります。

そもそも、債務整理をすれば利息はゼロになるのに、「弁護士や司法書士に払う費用の何十倍もの利息」を払うメリットはどこにあるんだろう?

代表的な銀行のおまとめローン金利

スルガ銀行 関西アーバン銀行(不動産担保型) じぶん銀行 カードローン 東京スター銀行
金利 3.6%~14.9% 2.9%~13.5% 1.7%~12.5% 7.8~9.8%
最大限度額 800万円 5000万円 800万円 1,000万円
消費者金融おまとめローンの金利

プロミス アコム アイフル
金利 6.3%~17.8% 7.7%~18.0% 3.0~17.5%
最大限度額 300万円 800万円 800万円

一見すると最低金利が低く見えるからおまとめローンをすると金利が安くなりそう!って思うところですね。

ここで重要なのが、はたして本当に一桁まで利率が下がる人がどれだけいるのだろう?ということ。

そう。実際には連帯保証人や自宅を担保にするようなハイリスクを背負わないかぎり、利率はあまり下がらないってことが多いんだよね。

一般的な限度額別の年率

金利(実質年率)
100万円以下 14.600%
100~200万円以下 11.800%
200~300万円以下 8.800%
300~400万円以下 6.800%
400~500万円以下 4.800%
500~600万円以下 4.500%
600~700万円以下 4.000%
700~800万円以下 3.500%
800~900万円以下 3.000%
900~1,000万円以下 2.500%
1,000万円 1.900%

利率は下がっても何百万円も借りるためには無担保・無連帯保証人って難しいのね。

安易な担保設定は最終的に自己破産しかできなくなるリスクもあるから注意が必要だね!

☞安易に担保設定して債務整理ができなくなるリスクについて詳しくはこちらをクリック!

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「おまとめローン」より債務整理をするほうが得をする理由

「おまとめローン」より債務整理


おまとめローンの審査が通らなかったり、借入はできたけれど、結局返済が厳しくなったという場合にも全く落ち込む必要はありません。


おまとめローンは借金を減らせるわけでもなく、なんの解決方法にもなりません。


借金問題を解決するためには「債務整理をする」ことこそ、正しい解決方法なのです。


債務整理(さいむせいり)とは?


債務整理とは、国が認めている借金問題の解決方法です。

返済中の借金の総額を減額できたり、毎月の返済額を下げる、または利息や借金自体をゼロにする手続き方法のことです。


債務整理の手続きには種類があります。



どの債務整理手続きすればいいのかは、現在の仕事や生活状況、継続的な返済ができるか、住宅ローンや車のローンがあるのか?など、個人の状況に合わせて手続き方法を選択していくことになります。

弁護士や司法書士に相談して債務整理の手続きを依頼することによって、督促状や督促電話なども一切こなくなり、依頼する際にかかる費用も分割払いで支払うことができます。


おまとめローンで借金をするくらいなら、債務整理をしたほうがあきらかに借金問題を解決できるということになります。



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任意整理(にんいせいり)


任意整理は、債務整理の手続きの中でいちばんよく利用される手続き方法です。


どういう手続きかというと、残っている借金の毎月の返済額を下げて、更に残っている借金の将来払うはずだった利息をゼロにしてもらう手続きです。


利息がゼロになるため、返済すればするだけ借金が減っていきます。


任意整理をして毎月の返済額が下がるなら、おまとめローンをする必要がなくなりますね。

また、長期間借入と返済を繰り返している場合には、過払い金が発生しているというケースもあります。


過払い金が発生していれば、おまとめローンをするどころか、借金が減ったり、むしろ手元にお金が戻ってくるというケースもたくさんあります。


過去に利息がいまよりも高かったという記憶がある方は、すぐに過払い金が発生しているかを当事務所で無料で調べることが可能です。


任意整理のメリット

●今後の利息がゼロになるので返済すればするだけ借金が減る


●整理したい貸金業者を選べるので、連帯保証人に迷惑をかけない


●任意整理を依頼すると、貸金業者からの督促が止まる


●過払い金が発生してたら、元金も減る可能性がある


●財産などの差し押さえはされない


●家族や会社にバレずに手続きすることができる


●借金した理由がギャンブルや浪費でも手続きが可能


任意整理のデメリット

●ブラックリストに載り、5年間はクレジットカードや新規の借入ができなくなる


●過払い金が発生していなければ、元金は減らない


●貸金業者との交渉で返済額・返済回数が決まる


●安定した収入(家族の収入でも可能)がないと出来ない


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個人再生(こじんさいせい)


個人再生とは裁判所を通した手続きで、一般的には自宅や車など、どうしても守りたい資産がある人が選ぶ債務整理方法です。


おまとめローンを考えるきっかけとして、借金の返済で住宅ローンの返済にも影響がでる可能性がある場合などに、なんとか自宅は残したいと考え「おまとめローンを申し込んで借金を何とかしよう。」ということがあると思います。


個人再生の手続きというのは、住宅ローンはそのまま継続的に支払い続けて、住宅ローン以外の借金だけを裁判所でおよそ5分の1に減額してもらい、その減額になった金額を原則3年、最大5年で返済していく手続きです。


簡単にいうと、500万円以内の借金であれば、およそ100万円を3年間で返済していくので月々3万円程度ですむということです。

個人再生をすれば借金の総額自体がへるため、自宅を守りながら返済をしていけることになり、おまとめローンで借入をする必要は全くありません。


借金を減らしてもらえて家も守れる!月の返済額も下がるならお金を借りるよりずっといい!

手続きをできる条件はこまかく決まっていますが、職業制限や借入理由は問われないため、自宅を残したいという場合には弁護士や司法書士にすぐに相談しましょう。


個人再生のメリット

●貸金業者からの取り立てが全てストップする


●借金の大幅な減額ができる(元金の5分の1もしくは100万円)


●借金をした理由は問われない


●住宅ローンの返済中でも家を手放す必要はない


●家族や会社にバレずに手続きが可能


個人再生のデメリット

●ブラックリストに載り、5年間程度はクレジットカードや新規の借入ができなくなる


●安定した収入がないと申し立てが出来ない


●自分で手続きをすることは、かなり難しい


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自己破産(じこはさん)


自己破産とは簡単にいうと、「もう借金が払えない。」ということを裁判所に認めてもらい、借金をゼロにするという方法です。


自己破産は家や車を保有したまま借金だけをなくすという方法ではないため、基本的に20万円以上の資産価値があるものは手放すことになります。


資産がない単身者や、もう今後の返済の見通しが立たず、自宅や車など手放しても仕方がないという方は、無理におまとめローンの審査を申し込みするよりも、自己破産をして新しく人生をやりなおしましょう。


自己破産のメリット

●貸金業者からの取り立てが全てストップする


●借金がすべて無くなる


●安定した収入がなくても手続きが可能


●資産価値のあるものを持っていない場合、失うものがない


●資産を持っている場合でも仕事に必要なものは残せる可能性がある


●査定額が20万円以下であれば車も手放す必要がない


自己破産のデメリット

●ブラックリストに載り、5~10年間程度はクレジットカードや新規の借入ができなくなる


●住宅や土地、株や車など、資産価値が20万円以上のものは、手放すことになる(生活必需品・家電・20万円以下の財産・預貯金は残せる)


●状況次第では家族に話す必要がある(自宅などを手放す必要がある場合など)


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特定調停(とくていちょうてい)


特定調停とは、自分自身で借入先の資料をもって裁判所に出向き、裁判所の調停員に貸金業者との間に入ってもらい、今後の返済額の減額や将来利息を下げてもらう働きかけをしてもらう手続きです。


平日の昼間に裁判所に出向いて手続きをする必要があるため、時間が取れる方に向いている手続きといえるでしょう。


特定調停の最大のメリットは弁護士や司法書士に依頼をする必要がないため、費用を抑えられるという点です。


平日の昼間に裁判所へ出向く時間がある方は、おまとめローンをせず特定調停をすることで借金の返済を軽減することが可能です。


特定調停のメリット

●費用が安く済む


●過払い金が発生していれば借金が減額になる可能性はある


●職業制限がない


●財産を失う必要はない


●債務整理したい貸金業者を選ぶことができる



特定調停のデメリット

●貸金業者からの督促・取立行為が止まるまで時間がかかる


●過払い金が発生していても請求できない


●特定調停後の滞納はすぐに強制執行される


●特定調停は強制力がないため、貸金業者が交渉に応じないケースがある


●将来利率がゼロにならないことがある


●平日の昼間に何度も裁判所へ足を運ぶ必要がある


●ブラックリストになるため、一定期間借入ができなくなる


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債務整理の無料相談は【司法書士法人みつ葉グループ】へ

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複数社から借入をしていて返済に追われている日々に疲れ果てて、借金を一本化したくなる気持ちが出てくるのは当然です。


しかし、安易におまとめローンを選択することは絶対にやめましょう。

おまとめローンを検討されている場合は、まず、完済までの利息をシュミレーションしてもらい債務整理の費用と比べてみましょう。


おまとめローンで長期間の返済を軽くみてしまうと、今後の利息が膨大になり、結局いつまでたっても終わらない借金の返済を続けることになります。


多少の費用が発生しても債務整理をして利息をゼロにしたり、借金を減額してもらう手続きをとるほうが圧倒的に早く借金が終わります。


おまとめローンをする前に債務整理とどちらが借金生活から早く抜け出せるのかを、是非検討してください。


当事務所では全国対応、電話・メールで無料相談をおこなっています。


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